2024年11月14,15日 21,22日
19:30 開演
会場:l’Espace Culturel Bertin Poirée
住所:8-12 rue Bertin Poirée 75001 Paris
ご予約:resa@tenri-paris.com または 01 44 76 06 06
料金:18 € / 15 € Adhérent 9€
www.tenri-paris.com
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料金:18 € / 15 € Adhérent 9€
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料金:18 € / 15 € Adhérent 9€
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ご予約:resa@tenri-paris.com または 01 44 76 06 06
料金:15 € / 12 € Adhérent 7€
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ご予約:resa@tenri-paris.com または 01 44 76 06 06
料金:15 € / 12 € Adhérent 7€
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川端康成は、敗戦後に「日本古来の悲しみの中に帰ってゆくばかりである」という決意のもとに作家活動を続け、日本人の心性であった「もののあはれ」の世界が、歴史の必然によって近代的世界にとって代わるのならば、自身もその滅びてゆく世界に殉じるしかないと考えていた。
その川端が小説に描く女性像を中心に展開する劇作品。川端から見た女とは、何者か?
亡き不倫相手の成長した息子と会い、愛した人の面影を宿すその青年に惹かれた太田夫人の愛と死を軸に、美しく妖艶な夫人を志野茶碗の精のように回想する菊治が、夫人の娘とも契る物語。
官能的な夫人の肉感に象徴される形見の志野茶碗の名器の感触と幻想から生まれる超現実な美的世界と、俗悪に堕した茶の湯の世界の生々しい人間関係が重なり合って描かれている。
姉を捨てた男への復讐のために、浅草の街をさまよう不良少年少女パフォーマンス集団「浅草紅団」首領の中性的美少女、弓子と浅草の裏社会に生きる人々の有様を綴る物語。関東大震災以降の都市の街並、浮浪者、乞食、娼婦、ポン引き、踊子、見世物小屋、エログロ・ナンセンスなどの美と醜が混在する風俗、新旧の現象が、世界恐慌から昭和恐慌の波が押し寄せる不穏な空気感を背景に、抒情的な目線で描かれている。
雪国を訪れた男が、温泉町でひたむきに生きる女たちの諸相、ゆらめき、定めない命の各瞬間の純粋を見つめる物語…愛し生きる女の情熱の美しく哀しい徒労が、男の虚無に研ぎ澄まされた鏡のような心理の抒情に映されながら、美的に抽出されて描かれている。
出演:森瑞枝(金春流・シテ方)、岡田小夜里、川岸紀恵
音楽:慶九
脚色:岡田小夜里、森瑞枝
演出・構成:岡田小夜里
あらすじ
スサノオが高天原から降り立った出雲の国、肥の川の上流を通りかかったとき
「八岐大蛇に、姉たちを食われた」と嘆き悲しんでいるクシナダと出会う。
一人生き残った罪悪感に苦しみ、死を望むクシナダに、スサノオは真理を語り慰める。
人々が恐れる八岐大蛇が何であるか? スサノは、その実相を「人の恐れが見せる幻」と見抜く。
八岐とは、太極から発現した八卦になぞられ、森羅万象、八百万の神であると語る。
スサノオは、クシナダを櫛と変じ、共に荒ぶる八岐大蛇に挑む。
スサノオは、八岐大蛇へ本来あるべき姿について論じながら、霊験あらたかな舞を舞い、八岐大蛇を鎮め、人と八百万の神の調和を取り戻す。
スサノオは 、鎮静させた大地より現れた太刀を天照大神に献上する。そして、めでたくククシナダと結ばれる。
『Méta-Kojiki 』 題名の由来
Méta-Kojikiの Méta は、Métaphysique(形而上学)の Métaから。「meta physika(自然・後)」が語源。その意味は“自然の後ろ”の探求、すなわち自然の背後や基礎を探るもの。MétaーKojikiは、本来のKojikiの一物語の背景の意味を創作で語ることを目指す。
企画意図
ハマタの大蛇の八頭を、八卦「乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤」に見立てる。太極から発現した八卦には、それぞれに方角や意味があり万物の 根元要素を表している。そして、これは 陰陽相対する四季、自然界の生死などとしてメビウスの輪のように絶えず流動し循環することによって調和を保っている。しかし、この循環が滞ったり、その全体の秩序が崩れると、調和が損なわれ、八卦は元凶となり脅威をもたらす怪物になる。ハマタの大蛇の脅威は、自然のそれを表していると仮説を取り入れ、 現代社会の環境問題への意識の高さに並行して、教訓的に自然との調和を示唆していく。
クシナダヒメは、古事記では櫛名田比売、日本書紀では奇稲田姫と記され、水田を象徴する女神とされている。クシナダヒメを食らおうとしたヤマタノオロチは、蛇などを水神として祀る場所が多くあることから、古くから氾濫を繰り返していた斐伊川を象徴しているのではないかという説がある。氾濫を起こしていた川(ヤマタノオロチ)が水田(クシナダ)を飲み込もうとするが、スサノオにより治水され平和になったという話にも成り得る。
川端康成は、敗戦後に「日本古来の悲しみの中に帰ってゆくばかりである」という決意のもとに作家活動を続け、日本人の心性であった「もののあはれ」の世界が、
歴史の必然によって近代的世界にとって代わるのならば、自身もその滅びてゆく世界に殉じるしかないと考えていた。
その川端が小説に描く女性像を中心に展開する劇作品。川端から見た女とは、何者か?
亡き不倫相手の成長した息子と会い、愛した人の面影を宿すその青年に惹かれた太田夫人の愛と死を軸に、美しく妖艶な夫人を志野茶碗の精のように回想する菊治が、夫人の娘とも契る物語。
官能的な夫人の肉感に象徴される形見の志野茶碗の名器の感触と幻想から生まれる超現実な美的世界と、俗悪に堕した茶の湯の世界の生々しい人間関係が重なり合って描かれている。
姉を捨てた男への復讐のために、浅草の街をさまよう不良少年少女パフォーマンス集団「浅草紅団」首領の中性的美少女、弓子と浅草の裏社会に生きる人々の有様を綴る物語。関東大震災以降の都市の街並、浮浪者、乞食、娼婦、ポン引き、踊子、見世物小屋、エログロ・ナンセンスなどの美と醜が混在する風俗、新旧の現象が、世界恐慌から昭和恐慌の波が押し寄せる不穏な空気感を背景に、抒情的な目線で描かれている。
雪国を訪れた男が、温泉町でひたむきに生きる女たちの諸相、ゆらめき、定めない命の各瞬間の純粋を見つめる物語…愛し生きる女の情熱の美しく哀しい徒労が、男の虚無に研ぎ澄まされた鏡のような心理の抒情に映されながら、美的に抽出されて描かれている。
三島由紀夫は、伝統芸術である能楽集を現代的なシチュエーションに落とし込み、“近代能”という形で作品化しました。能楽の時を超越した空間に、情念と欲望の象徴である人物を登場させることによって、まるで夢と現実との間を行き来するような幽玄な世界へと誘い、人間の条件という普遍的な疑問、愛、死という能楽の本質的なテーマを問いただします。
予約 : 01 44 37 95 01料金 : 10 €, 7 € (割引き), 5€ (会員)
“5 contes modernes de Nô” 2018 -Théâtre de femmes F-J SERAPH
1 min
4 mins
出演
弘子, 田中三恵, 増喜優子, 輿水美幸, 小野作斗見, 川岸紀惠,
カーカム聖子, 池口亜優, 三四郎, 斉藤研吾, マダム・ワサビ,
岡田小夜里
声の出演 : 橋爪淳 (スペシャルゲスト)
演出, 振付, 衣装, マスク制作,映像 : 岡田小夜里
字幕, 翻訳 : ヴァニナ・ルシアニ
演出アシスタント : 井上弘子
熊野の唄 作曲:橋本三四郎
熊野のアクセサリー製作:輿水美幸:
音響 : 加藤梨華
照明 : マルゴ・オリヴォー
衣装 : アルベール美奈子、アグラエ・プラエット、セラフ
画家・本田実子は、自分を置いて去った男、吉雄を待ち続けているうちに狂気に陥ってしまった美女・花子を家に住まわせている。しかし、花子の古風なロマンスが新聞記事になってしまう。花子の美しさを愛し、その美を独占し続けるつもりであった実子は、その記事がいずれ吉雄の目にとまり、二人が再会してしまうのではないかと恐れた。世間から花子を遠ざけるため、実子は花子を旅行に誘うが…
古道具屋で骨董家具の競売が行われている。商品として出されたのは、 巨大な洋風衣裳箪笥。何百着の衣裳を入れてもまだ余るほどのとても巨大で高品質の衣裳箪笥であった。客が次々と高額で入札しているところへ、踊り子と称する清子がやって来て、 その箪笥は三千円の値打ちしかないと言い放った…
夜の公園、モク(煙草の吸殻)を集める老婆の浮浪者に、ほろ酔いの詩人が声をかける。詩人は、ベンチで抱擁している恋人達たちを生の高みにいると言うのに対し、老婆は、「あいつらは死んでる。生きているのは、こちらさまだよ」と言う。そのうち老婆は自分が昔、小町と呼ばれた女だと言い、「私を美しいと云った男はみんな死んじまった。私を美しいと云う男は、みんなきっと死ぬんだ」と説明した。笑う詩人に老婆は、80年前、参謀本部の深草少尉が自分の許に通ってきたこと、鹿鳴館の舞踏会のことを語り出す…
美しい女・熊野(ユヤ)は、大実業家の宗盛に愛人としてかこわれ、豪勢なマンションで暮していた。ある春の桜の季節、宗盛は、美しい盛りのユヤを伴って花見をしたいとユヤを誘う。ユヤは断り、母親の病気を理由に、実家の北海道に帰らせてくれと 願い出る。しかし、宗盛はユヤの 申し出を聞き入れない…
美貌の若林光の妻・葵が入院している。看護婦によると、ひどくうなされ苦しむ彼女のもとへ、毎晩見舞いに来るブルジョア風の女がいるという。しかし実は毎夜、葵を苦しめていたのは嫉妬心に駆られた、光とかつて 恋仲であった六条康子の生霊であった…
1960年代中期から1970年代にかけて日本で活発に起きた演劇表現の潮流であったアングラ演劇の要素、実験的な舞台表現、近代演劇が低俗として退けた土俗的でスペクタルなもの等を取り入て、又、能楽の幽玄を表す為に、時間軸の移動、異空間、夢想、情念の入り交じる独特な世界を創り上げたいと思います。この劇作品は、仮面、踊り、歌、動画などを取り混ぜた作品になっています。
星と心と花と…
第一部: はな
『アミ、小さな宇宙人』より 作:エンリケ・バリオス 訳:石原彰二
第二部: こころ
『もし世界が100人の村だったら』より 作:K.ライポルド 訳:中野裕弓
『たいていの大人にとって、恐ろしい事のほうが、素晴らしいことよりも、ずっと信じ安いことだから、ほんの一握りの大人しか理解しないだろう。
これは、ファンタジーに過ぎず、子供のためのおとぎ話だと。
そう、これは、ただのおとぎ話です。』
エンリケ・バリオス
出演
田中三恵, 弘子, Kirkham聖子, 輿水美幸
池口亜優, 永島由紀子, 岡田小夜里
演出・シナリオ:岡田小夜里
演出アシスタント:井上弘子
仏語翻訳:Vanina Luciani
音響 : 加藤梨華
照明 : Margot Olliveaux
会場 : Espace Culturel Bertin Poiree
住所 : 8-12 rue Bertin Poirée 75001 Paris FRANCE
日時 : 4月7日 (木), 8日 (金) 20時30分 開演
料金 : 15 € / 12 €
要予約 : Tél 01 44 76 06 06 / resa@tenri-paris.com
地球の生き物と宇宙の存在の出会いの物語。宇宙のレベルから、地球がいまだ野蛮な愛の度数の低い未開の惑星であり、地球汚染、戦争や核爆弾等、とても自滅の可能性が高いきわめて危険な状態にある文明だということを知る。進歩とは「愛」により近づくこと。エゴが無いから、他者との境すらない。単純で素朴な当たり前のことこそに真理がある。
限りなく小さくはかない地球の生き物も、愛により、限りなく大きい宇宙と同調することが出来るという心暖まるメッセージ。
『宇宙は、純粋な創造のエネルギー、無限の存在であり、
限りなく純粋な愛なのよ。』
ポエチィックな世界から、愛について考える。
遠い宇宙の存在からのメッセージ。
『思考のもっと向こうにある生きる事の深い意味、
繊細な知性に近づく為の別のコミュニケーションの仕方、
他者へ尽し奉仕をするという愛の力を体現する方法』
“L’océan dans la rizière”
『波』— 蒼佑、17歳のあの日からの物語より
リシャール・コラス著
松本百合子翻訳
日程:2015年3月14日
著者講演会 16h30 より フランス国立図書館 プチオーディトリアムにて
演劇公演 17h30 より フランス国立図書館 グランドオーディトリアムにて
会場:フランス国立図書館 フランソワ・ミッテラン館
Quai François Mauriac, 75013 Paris
主催:フランス国立図書館
制作:日仏女性劇団セラフ
協賛:ジャポネード
映像提供:Nippon News Network
入場無料:(任意による寄付)
皆様からご協力戴きます募金は全て気仙沼地区のジュニアジャズオーケストラ『スウィングドルフィンズ※』に送られます。
réservation uniquement pour la représentation
オンライン予約フォーム
2011年 3月 11日-『波』- それは、蒼佑のすべてを奪っていった。家族も、初恋も、ふるさとも。
『過去』を失ったものにも『未来』はあるのか? そして、人の絆とは?
明日を創る踏み台、積み重ねて来た昨日までの全てが突如消えてしまった。消えた過去、失われた愛する者達、見えない未来。
その時、人はどうするのか? 何を考えるのか? どう生きるのか?
当公演を通じて、2011年に東北で起きた津波災害の規模の大きさ、傷の深さを表現しながら、決して忘れてはならないことへの意義を強調し、災害に瀕した際に生まれた絆、人間愛の素晴らしさ、相互協力の尊さを伝えたいと存じます。そして、明るい未来への願いをこの作品に込めたいと存じます。当企画は、ボランティアを中心として皆様の御協力を戴きまして成り立っております。どうぞ御高配の程宜しく願い致します。そして、皆様のご支援に感謝申し上げます。
1953年、フランス生まれ。少年時代をモロッコで過ごす。 ’75年パリ大学東洋語学学部卒業。’95年ハーバード大学アドバンスト・シニア・マネジメント・プログラム修了。’75年より在日フランス大使館勤務。’85年よりシャネル株式会社勤務。’95年シャネル日本法人代表取締役社長就任。世界を飛び回る超多忙ビジネスマンでありながら、作家としても活躍。著書に『遥かなる航跡』(集英社インターナショナル)、『午後4時、東京で会いますか?』(Shan Sa 共著/ポプラ社)。’09年、フランスで出版された『SAYA』は、「みんなのための文化図書館賞」を受賞。’11年、日本語版『紗綾 SAYA』(ポプラ社)、短編集『旅人は死なない』(集英社)を出版。
*『スウィングドルフィンズ』は1993年に結成されたジュニアジャズ・オーケストラで、気仙沼地区の小学4年生から中学3年生までの団員で構成されています。
震災前より積極的に地域社会との関わりを深めていた『スウィングドルフィンズ』ですが、2013年3月11日の東日本大震災で団員と活動拠点である練習会場が被災し、2015年の現在もなお練習場所の確保が非常に難しく活動も縮小傾向にある状況です。
本公演『波』の原作”L’océan dans la rizière”には『スウィングドルフィンズ』をはじめ、実際の団体や人々がモデルとして登場します。
原作者のリシャール・コラス氏は震災直後から気仙沼、陸前高田、南三陸などをに何度も足を運び、その中で”L’océan dans la rizière”を著しました。
『スウィングドルフィンズ』の気仙沼地区を始めとする地域社会での演奏活動、定期演奏会の開催、仙台市でのジャズフェスティバルの参加などを通し、気仙沼地区のより一層の文化復興と発展につながるよう、皆様のご支持・ご支援をよろしくお願い致します。
登場人物
蒼佑:田中三恵
謙三:増喜優子
豊、ボランティア:永島由紀子
廉蔵、自衛隊:ユニコ(劇団鳥獣戯画)
警官、老婆の娘、学生:川岸紀恵
母、学生:弘子
チアガール、老婆:輿水美幸、光永真美子
校長先生:Kirkham 聖子
キクばあちゃん、葵:岡田小夜里
歌:清家理沙、永島由紀子
ピアノ(エピローグ):田中 Lacze レア
声:和佐沙映、Vanina Luciani、Anne-Dominique Boulle、François-Marie Luciani
サックスフォン:奥野舞
トランペット:山崎友加
スタッフ
演出・振り付け・シナリオ:岡田小夜里
演出アシスタント:井上弘子
音響:加藤梨華
衣裳:Halberda 美奈子
開場の音楽:高橋英明-deep frame
翻訳 (『避難所』部分)、字幕:Vanina Luciani
写真:Richard Collasse
穴沢淳
荒木誠
Jean-Louis Coulombel
Claude Fenioux
上條啓二 (Franck Provost Japan)
Grand アキコ
Izuma-Loutre 未香子
Manuel Henry
菊田一平 (集英社)
北上リグ
満山英昌 (レストラン おぐら)
村上友子 (気仙沼)
大久保美紀
斉藤より子
出頭道子
菅原 昭彦 (株式会社男山本山)
隅田佐和佳
François Veit
山崎利枝子
在フランス日本国大使館
Art Levant
Cooleurasia
天理文化協会
Espace Hattori
Milai
パリ小町
Paris-Mix
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Ovni
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